夕べ、採ったばかりのたけのこを早速茹でました。
たけのこは、掘りたてが命。
帰ってから、何をさておいても茹でます。
数本なら穂先を落とし、切り込みを入れて茹でるのですが、数本から数十本になるとそうはいきません。鍋にも限界がありますから・・・。
米糠と赤唐辛子を加えた湯で、真っ裸にして茹でるのです。
硬い皮との戦い。
真っ裸にするにも切りこみの入れ方、皮のむき方にまでコツあり。
長年の経験かなぁ・・・わかってしまいました。大量の筍の扱い方。
茹で上がったら、一晩茹で汁のまま寝かしつけ(専門用語で湯止めといいます)
今日は朝から糠落とし。えく゜みも取れて、甘ーい香り。
適度な厚さ、大きさに切り、たっぷりの鰹節を使った出し汁で炊きます。
味の決めてはみりんと塩が中心。薄口少々。
あー、初物はやっぱりおいしー。
お箸が止まりません。
沢山採れるようになったら、炊いて味付けしたたけのこを天ぷらにするのです。
これが絶品。是非 お試しください。
お料理教室でも、毎年4月のレシピには必ずたけのこの扱い方をお勉強しています。
知っててよし。知らなくても何とかなるのが筍の扱いですが、どうせなら
目指せ たけのこ名人(笑)
今日は早速 祖母に炊いた初物のたけのこを届けました。
“おばあちゃんがたけのこ好きなの知ってたの?”無条件に喜んでいました。